亜鉛は、健康と栄養保持に重要な栄養素で、多数の酵素にあり、遺伝子発現、たんぱく質合成など多くの生体のメカニズムに関連があります。一般に「正常な味覚を維持する」「生活習慣病を防止する」などといわれています。亜鉛は、肉・魚介・種実・穀類など、いろいろなものに入っています。 身体の中の亜鉛はすべて食物に由来します。骨に多く、次に身体を作る組織です。 食物から取り入れた亜鉛は、小腸で体内に吸収され、アルブミンと結合し門脈を経て肝臓に到着します。小腸での吸収率は約30％とされていますが、摂った量や、同時に摂取した鉄や銅の量と相互に影響して変化します。
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